各結果を見ると,負荷開始後5分後からは温度差も小さく,平衡状態に達しているように見受けられます. このため,平均の吸気温度を負荷開始5分後から最後までのデータを用いて集計します. CPU温度に関しては各コアにおける最高の温度の平均とします.
正直なところ,ここまで良い結果になるとは思っても見ませんでした.DTSの最小単位が1℃であることからも,間違いなく1℃は超えるであろうと考えていました.
また,同一製品の2つのANDYでの相違についても,平均で0.03℃,最高でも0.34℃と恐ろしい結果になりました.
これは,多分偶然だと思いますよ…というくらいですが,理論的には回数を多くするほど平均値に関しては近づくと思われます.
誤差に関しては偶然誤差の代表的な指標として,標準偏差(STandard DEViation)を用いています.
大きく見ても,誤差は0.50℃以下と読む事が出来ますが,メータの最小単位以下になることは考えられないため,本計測方法の誤差は1℃と考える方が自然ではないかと思います.
加えてscytheさんのANDY Coolerに関して,無論2つのみの比較ですので断言は難しいとは思いますが,本計測からは個体差というほどの温度差は得られませんでした(本計測法の誤差内のレベル).
このように誤差を示す計測は「やりすぎ」という概念はありません.新しいCPUの温度測定法や新しいシステムに移行する場合等には,毎回誤差を測定したいなと思います.
また異なるファンの速度や異なるヒートシンク等でも示していけたら良いなと考えております.しかし,誤差を調べたからと言って,絶対温度差を記録して異なる計測と比較することは今後も考えておりません.
必ずリファレンスを用意し,比較することが大切であると考えております.
近状報告,最近新しいCPUクーラーをゲットしておりません(´・ω・`)
今回の計測に用いたソフトウェアは全てフリーソフトウェアを使用しました.これほど便利なソフトウェアを公開していただいていることに感謝いたします.
また,フォーラムやスレッドで応援してくれた訪問者さんたち,本当にありがとうございます.
このWEBページは静的に作成しましたので,もし感想や突っ込みなどがありましたらフォーラムをご利用下さい.
第1版 at 2008年8月16日 編集:ぷりぷり
最善は尽くしていますが,ページの内容については一切の保証もできませんので,ご了承下さい.