この章では,実際に計測した順番に計測結果を,装着性なども合わせて紹介します.なお,ここで紹介する順番に特に意味はありません. 以下に示すセンサーなどの結果は,最後のページでグラフ化していますので,面倒な方は読み飛ばしてください.
INFINITYの装着はscytheさん独自の”VTMS”クリップを用いたもので,
ベース部上のフィンの間に設置された穴の中にVTMSクリップを挟みこむことで,P4/K8/AM2の主流ソケット全てに対応します.
今回使用したマザーボードはLGA775ですので,方法としてはLGA775のVTMSクリップを用いるか、ソケット478用のマウンタ+ソケット478のVTMSクリップという2つの方法があります.
今回は次にNINJAが控えていたこともあり,後者の”ソケット478方式”を採用して装着させました.
今回計測に用いたNINJAは一番初期のタイプで,現在流通している「NINJA Plus Rev.B」とは装着方法が異なります.ヒートシンク自体の性能はそれほど変わらないと思いますが,ご留意下さい.
NINJAの装着はその筐体についているソケット478用のクリップを用いて行ないます.
そのため,ソケット478ならばリテンションキットで,K8ならば付属のユニバーサルキットで,LGA775ならば付属のマウンタを用いてソケット478の環境を用意します.
この環境を利用すると,他のクリップ式のソケット478のCPUクーラーも使用できると思います.
NINJAには強力な粘着力を持つバックプレートが付属します.くれぐれもシートを剥がさないようご注意下さい.
なお,Rev.Bからはバックプレートは省略されましたので,この点は心配する必要はなくなりました.
既に市場にまったく出回っていないながらも,未だに最強扱いされやすいTower120の登場です.
このTower120は今回測定するCPUクーラーの中で最も大きく,ファンを内蔵(ミッドシップマウント)しているという特徴があります.
未だに12cmファンを標準でミッドシップマウンティングしているCPUクーラーはTower120以外では登場していません.
装着に関しては,バックプレートと「H」の字の金属プレートをでベース部をサンドイッチする形式です.
対応ソケット全て同一となりますが,P4では4箇所,K8に関しては2箇所のみの固定です.ネジも手動で回せるタイプなので,かんたんに取り付ける事ができます.
個人的には手動ネジであるということは評価しています.巨大なCPUクーラーの装着がネジ留めの場合,自身のヒートシンクが邪魔でドライバを回しにくいという状況に何度も遭ったことがあるからです.